43-86mmのズームレンズです。
「ヨンサンハチロク」や「ヨンサンパーロク」と呼ばれています。
1963年から販売されていた、歴史あるレンズです。
そして、国産初の標準ズームレンズとのこと。
43-86mmには三代モデルがあり(四代という人もいる)、このレンズはC AUTOとあるのでマルチコートされた2代目になります。
とにかく収差の見本市と言われるクセ玉なのです。
面白そうですよね。
面白そうなレンズではありますが、僕はレンズそのもののデザインに惹かれました。
なんかカッコいい。
かなりキレイな個体を3,500円でゲット。
収差が出るとはいっても、その収差はこのレンズから出る味とするか、そもそも収差は気にしませんというスタンスでいいんですよ。
キッチリ撮りたいのなら今どきのレンズをくっ付ければいいんだし。
ラジコンで例えるなら、スケール機を飛ばしておきながらスタントが決まらないと嘆いているようなものか(笑)
面白いのが湾曲収差で、樽型、糸巻型があります。
43mmのワイド端での樽型収差です。
画面の中心から盛り上がるように歪んでいるのが分かりますね。
こちらは86mmのテレ端です。
なかなか強烈な糸巻型収差です。
ここまで歪むとファインダーを見ていても酔いそうになります(笑)
このレンズのテレ端で人物を撮ったら痩せて写るのでは。
背も縮むけど。
いやいや、これは楽しい。
さて皆さん、本日は朝練でした。
本当ならクラブの飛行場に行く日なのですが、昼からの天気が悪くなる予報なのでゲリラ飛行場に行き朝練だけで済ますことにしました。
本日の画像は、先ほど紹介したヨンサンハチロクで撮っています。
0640時の様子。
マジックアワーな画像になっていますが、肉眼ではかなり明るかったです。
もう少し時間が早ければもっと赤みが付いた画像になっていたはずなので少々残念ではあります。
曇りで光線が弱いので飛ばしていても機体の姿勢が分かりにくい。
途中、軽く雨が降るも十本一気をこなしてきました。
そして、今日の練習では掴むものがあったのです。
ガッチリつかんだので、次の練習にはそれをベースに精度を上げていくトレーニングにします。
そういえば、ひばりが飛んでいました。
まだ2月だけど、時期的にこんなもんだったかな?
かなり早いような。
コメントを残す