飛行機の曲技に「キューバンエイト」という演技があります。
キューバンエイトのバリエーションで「リバース・キューバンエイト」というのもあります。
このリバースキューバンエイトの半分だけ使って行うターンを「ハーフ・リバース・キューバンエイト」といいます。
飛行機をUターンさせる方法の一つとなります。
スケール機でこのターンをやってしまうと実に興ざめしてしまうのであまり使わないのですが、スポーツ機やスタント、アクロ機などでは基本ターンといってもいいほど多用します。
ハーフ・リバース・キューバンエイトには一つ大きなメリットがあり、それはターンを開始した位置でターンが終了するといったことです。
水平旋回ではターンの向きにより機体が近づいたり遠くに行ったりしますよね。
ハーフ・リバース・キューバンエイトのターンでは機体の位置を気にすることが少なくなり、他のことに集中できるようになります。
では説明しましょう。
この図で分かるのだろうか(笑)
手順としては、まずはエレベーターを引っ張って45度の上昇体制にします。
45度で上昇中、半ロールを入れて背面状態にします。
図で言えば青から赤に切り替わったところですね。
背面で45度上昇状態からさらにエレベーターを引っ張り3/4ループをおこないます。
つまり、ループで正面の水平飛行にさせるわけですね。
正面水平飛行になった時点でハーフリバースキューバンエイトは終了となります。
少し練習をしないとうまくいかないかもしれませんが、一度覚えてしまうとクルッと簡単にターンができてしまうので普段のターンはこればっかりになります。
是非練習してモノにしてみましょう。
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