皆さんは、「堂島ロール」というロールケーキを食べたことはありますか?
僕は一度だけ食べたことがあるのですが、そのあまりの美味しさに衝撃を受け我を忘れて食べ続け、気がつけば知らない間にケーキ1本を食べ切っていました。
後にも先にも、あれほど脳天に来た食べ物はありません。
さて、前回はループについて説明しましたが、今回はロールの説明をしていきます。
ループを覚えた皆さんはエキサイティングなスタント飛行の入り口に触れ、さらにラジコン飛行機が楽しくなってきたのではと思います。
今回説明するロールを覚えると、前回のループと合わせスタント飛行の基本中の基本を覚えたことになります。
多くのスタントの演技というものはループとロールを組み合わせたものとなります。
まずは前回のループと今回のロールを徹底的に練習しましょう。
ロールとは、飛んでいる飛行機のエルロンをガバッと入れて“きりもみ状態”にさせる飛行のことです。
エルロンを入れると、とりあえず機体はロールするのですが同時に高度も落ちてきます。
初めてロールにトライするときは、まずは機体を45度ほど上昇させながら行ってみます。
エレベーターを引き機体を45度の上昇状態にし、エルロンを左右どちらでもいいので全て切ります。
すると機体はグルっと横転を開始します。
エルロンを切っている間の機体は横転を続けますので、機体が一周して水平になるまで続けます。
一周のロールが終わった頃には、45度上昇だった角度も少し水平に近ずたと思います。
ロールの向きは左右のどちら向きでも練習してください。
そうしないと、どちらか一方のロールが不得意になってしまいます。
ロール自体に慣れてきたら、上昇態勢のロールから徐々に水平飛行からのロールができるように練習をします。
ロールを行なっている最中は機体の高度が落ちてくることは体感できたかと思います。
今度はロール中の機体の高度が落ちないようにエレベーターも操作に加えます。
ロールを行なっている最中の、背面状態の時に「エレベーターのダウン」を入れます。
飛行機が背面状態の時にエレベーターのダウンを入れると機体は上昇方向に動きます。
機体の姿勢をよく見ながらエレベーターの量を調整します。
すると、機体は何事もなかったかのように水平飛行のままロールを完了します。
連続でロールを行う際には、機体が背面時にエレベーターダウン、正面時でエレベーターアップと操作します。
エレベーターの操作は一瞬です。
入れたらすぐに抜きます。
ロールを行なっている最中は、このエレベーターの操作を続けます。
気をつけなければならないのが、機体が傾いているときにエレベーターを入れると機体の飛んでいるコースがカーブしてしまうということです。
機体が完全に背面、正面になっている時にエレベーターを入れます。
単純な操作と思うかもしれませんが、実際に行ってみると結構ややこしく、うまく操作できないかもしれません。
最初のうちはロール中の機体が背面になったら口でダウンと言い、正面になったらアップと言うようにし、それに合わせてエレベーターの操作をするとうまくいきやすいと思います。
単純なロールですが操作を間違えるとパニックになることもあるので、十分高度をとって練習してください。
ループもロールも初めてというのは勇気がいるもの。
気合一発かましてみましょう!
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