できているようでできていない、水平飛行

今回のお話は、極めて単純な水平飛行のお話となります。

上空でただ単に直進水平飛行をするだけのことなのに気をつけなければならないことがあります。

多くの人が水平飛行時に水平が出ていない、水平だと勘違いしていることが多いのだそうです。

そういう僕も、最近になり指摘されました。

水平が出ていない、水平だと勘違いしたままでいると色々と弊害が出てきます。

なんと言っても縦系の演技に壊滅的ダメージが発生します。

つまり、機体が傾いたままエレベーターを入れて演技に入ると、機体は傾いたなりに上や下に動きます。

斜めに傾いたループになるし、ハーフループだとしても次の機動のためのコースがずれることになります。

ここまで読むと、「自分は競技系ではない」「そんなこと気にせず大らかに飛ばしたい」というご意見もあるかと思います。

しかしですよ、水平飛行を完璧に行うということは、以前に書いた『うまく見える飛ばし方とは』に通じていることとなるのです。

上手く見せたい（上手くなりたい）という気持ちがあれば、水平飛行一つにも気を抜いてはいけません。

大体の場合、水平飛行時には機体は手前に傾いていることが多いと言われています。

操縦している自分の前を、飛行機を右から左に飛ばしているときには左にバンクし、その逆に左から右に行っている時は右にバンクしているということです。

このバンクの量はごく僅かで、余程気をつけないと気がつかないと思います。

飛んでいる機体を地上から見上げたときに機体の腹の見え具合で確認します。

“もっと腹を見せろ”ということです。

この水平飛行に関しては僕も絶賛練習中となります。

水平飛行をブログの記事にするにも、「こんなことが多いらしいから気をつけましょう」ぐらいのことまでしか書けません。

僕自身が克服してこの記事は完成ですね。

皆さんも、F本がこんなことを書いていたと頭の片隅に置いてもらって、現場で思い出したら練習してみてください。

きっと、一皮むけてズルむ（ry