
実機のパイロットでさえフライトタイムがその人の操縦練度の目安となってしまいます。
ラジコン飛行機にも、その考え方は当てはまります。
僕は一時期“朝練”に精を出していたことがあります。
今は朝練用の機体とバッテリーがなくなってしまったんで休止中なのですが、体勢が整ったら再開したいと思っています。
で、その朝練では時間の許す限り、飛ばせられるだけ飛ばしていました。
練習内容としては8割ほどはスポーツマンを飛ばしていましたが、その他として自分の不得意な演技や人から指摘されたことを潰す練習をしていました。
むやみにフライト回数を増やすだけでは無意味と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
同じことをひたすら反復していくと見えてくるものがあります。
知らず知らずのうちに、全体的な技量の底上げもされます。
どういった内容で練習をするかは人により様々でいいと思います。
水平飛行だけを正確に飛ばすことも練習になります。
但し、どのように正確に飛ばすかはテーマを持って。
ベテランの人が身近にいるのであれば、自分にはどんな練習がいいのか聞いてみるのもアリです。
ラジコンの練習というものはスポーツの練習と通じているところがあります。
練習と練習の間が空いてしまうと積み上げたものが退化してしまいます。
瞬間的に極めて正確な動作ができるようになるための、繰り返しの練習が必要です。
目で見た情報を、脳味噌を通さず直接指先に伝え動かすような。
一度できた演技にしても、一度できたからもう出来たじゃなく何回も何回も何回も何回もひたすら繰り返し練習をし、動作の精度を上げる努力をすることが必要です。
単純な宙返りだとしても、正確に回そうとすれば途端に難しくなります。
週に一回しかラジコンができないという環境だとしても、その週一回のラジコンの日にどれだけ内容の濃い練習ができるかを模索してください。
仲間とラジコンの議論をしていても技量の向上はありません。
練度が上がるにつれラジコンに対する考え方も変わってくるかもしれません。
僕の場合、どういった機体が必要なのかが見えてくるようになったので無駄な買い物が減りました。
逆に、練度が上がるにつれチャレンジ精神が高まり色々な機体を買い漁るようになるかもしれませんが(笑)
というように、上達を目指すなら練習は不可欠であり、練習量こそがものをいいます。
人が見て上手いと思わせる人は、人から見て凄いと思われるほど練習しているものです。
せっかく始めたラジコン飛行機という趣味なのですから、熱く本気で取り組んでみるのもまた一興。
それなりに得るものはありますよ。
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