さて今回はキューバン・エイトとリバース・キューバン・エイトのお話です。
どちらも3/4ループと1/2ロールの組み合わせの演技となります。
まずはキューバン・エイトから。
水平飛行している機体が目の前を通過してから3/4ループを行います。(①)
ループを3/4で止めたので機体は背面状態で斜め下を向いて飛んでいます。
そこで1/2ロールを入れて正面に戻します。(②)
キューバン・エイトを開始した高度に達したらエレベーターのアップを引き、もう一度3/4ループを行います。(③)
同じように背面で斜め下を向くことになるので1/2ロールで正面に戻します。(②)
キューバン・エイトを開始した高度に達したらアップを引いて機体を水平にして演技は終了となります。(④)
続いてリバース・キューバン・エイトの手順になります。
目の前に飛行機が来る手前でアップをひいて45度上昇を開始します。(①)
演技の中心となる高度に達したら1/2ロールを入れ背面に。(②)
背面状態で上昇し、演技の最高高度に達したらアップを引きループに入れます。(③)
最初にロールした位置に達したら、同じく1/2ロールを行い背面状態へ。(②)
背面で少し上昇し、演技の最高高度に達したらループを開始します。(④)
機体が水平状態になったらそのまま水平飛行でポーズを入れ、演技を行なった空域の端まで行ったら終了です。(⑤)
この演技も、やってみたらとりあえずはできるんじゃないかと思います。
しかし、これを左右対象にキレイに飛ばそうと思うと練習が必要になってきます。
演技の中心で行う1/2ロールも、きちんと水平で止めないと演技の形が狂ってきます。
横から風が吹いていたら、左右のループの大きさを変えるような意識で操作をしなければループの大きさが揃いません。
演技をキレイに飛ばせられるように練習するのが地味な作業であり試練でもあります。
息を飲むような正確な演技をマスターしてみましょう。
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