2022年より「新航空法」が施行されました。
されてしまいました。
内容を1から10まで書き記すととんでもなく長くなってしまうので、かいつまんでの説明となります。
皆さんがやらなくてはいけないことは、100グラムを超える重量のラジコン飛行機を飛ばす場合、飛ばす機体の登録を申請し登録ナンバーを機体に表示します。
しかも登録は有料です。
義務です。
強制です。
税金ですわ税金。
そしてこれは法律なので軽い気持ちで無視していたら処罰されます。
ため込んだ余罪が発覚して無期懲役になるかもしれません。
申請方法はネット、郵送による申請となります。
申請の方法により金額も変わってきます。
ネットでの申請でマイナンバーカードを使った場合、1台目が900円、2台目以降が890円。
免許証などを使ってのネット申請では、1台目が1400円、2台目以降が1050円。
郵送の場合では、1台目が2400円、2台目以降が2000円となります。
飛行機1機ごとに登録が必要です。
登録の有効期間は3年とのことです。
行政書士なんかによる登録代行のサービスもありますが、べらぼうに高いです。
そして忘れてはならないのが「リモートID」の存在。
リモートIDとは電波を発信する機械のことです。
機体の登録情報を電波で飛ばします。
まじめにラジコンをやっているかを監視に来た偉い人がリモートIDの電波を受信し、問題がなければ帰っていただくための装置となります。
これが結構お高くて、さっき調べたら1万円台半ばから2万円近くしています。
僕はリモートIDを使ったことがないので詳しくは知らないのですが、たぶんリモートID本体に登録のナンバーを入力する方式かと思います。
そうなると、リモートIDは機体ごとに必要ではなく、飛ばす機体によりナンバーを書き換えて使ったらいいではと考えています。
そんなリモートIDにも機体への搭載が免除になる条件が4つあります。
1つ目は、2022年6月19日までに登録を完了した場合です。
これはすでに日にちが過ぎてしまっているので無理ですね。
2つ目は、リモートID特定区域内での飛行です。
リモートID特定区域内とは、予めここでラジコン飛ばしますと届け出をして、認められた場所となります。
ラジコンのクラブの飛行場などがこれにあたります。
この条件に関しては、きちんとしたクラブではなくともラジコンの仲間内で「俺たちクラブな!ズッ友な!」として飛行場所を申請すれば通る“かも”しれません。
かもですよ、かも。
3つ目は、長さ30m以内の紐にくくりつけての飛行です。
迷子紐です。
めちゃくちゃシュールです。
これは飛行機では無理ですね。
ヘリのホバリング練習かドローンしか使えない技です。
あ、紐の端はちゃんと固定してくださいね。
30mの紐を引きずりながら飛ばすという意味ではないので。
4つ目は、警察、海保等秘匿性が求められる業務の場合となります。
警察と海保の方はチャンスです。
以上、4つの免除条件を書きましたが、「免除さす気ないやろナメとんのか」と言いたくなりますよね。
機体登録についてザっと書きましたが、まぁめんどくさいことになっています。
皆さんはラジコンを飛ばしたいという情熱で乗り越えてください。
乗り越えてくれることを、僕は信じてます。
詳しくは、国土交通省のHPでご確認を。
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