知らなければシリーズも長かったですが、ここで最終回にしたいと思います。
機体の調整、取り扱い方を説明します。
基本的にハッポー機もバルサ機も取り扱い方に大した違いはありません。
皆さんが購入した機体は大なり小なり組み立ての作業があると思います。
多くの場合、尾翼は購入者が取り付けることになります。
ネジや接着剤で固定するのですが、見た目で歪みがないように水平、垂直を意識して組み立てます。
接着固定の場合は歪みやすいのでしっかり測って取り付けます。
バルサ機の場合、尾翼の接着面にまでフィルムが貼ってあると思います。
接着面の余分なフィルムは必ず剥がし、バルサの地を出します。
メカ類の搭載が必要な場合は説明書に従ってください。
全て作業が終え直ぐにでも飛びそうな飛行機ですが、飛ばしに行く前に重心の確認をします。
説明書を見たらどこに重心を合わせるか載っています。
説明書に記載している重心位置は、機体によっては100%正解ではないことがあります。
仲間内での話を参考にするか、自分で色々試してみて飛ばしてしっくりくるところに合わせるのもいいです。
飛行機を中古で買うこともありますよね。
中古機で重心位置が分からないときは、とりあえずは主翼のカンザシの位置に重心を合わせます。
カンザシとは、左右の主翼を繋げるパイプや棒のことです。
主翼が左右くっついていてカンザシの確認ができないときは、主翼の厚みが一番厚い所を目安にして重心を合わせます。
重心の合わせ方はバッテリーやメカの位置を移動させ合わせるようにします。
それでも合わせきれないときは、しゃあなしで機体にウエイトを積むことになります。
重心の調整ができるならウエイトは何でもいいです。
飛行機専用のウエイトも売っていますが、釣りで使うオモリで十分です。
機体の重量は機体の性能に直結するので、できるだけ軽く仕上げたいところです。
ところで、ラジオの電源を入れるには順番があるということは知っていましたか?。
勝手にモーターなどが動きださないようにするためです。
電源を入れるときにはプロポのスイッチを入れてから受信機の電源を入れます。
電源を切るときは逆になり、受信機の電源を切ってからプロポのスイッチを切ります。
また、プロポの電電を入れる時にはスロットルスティックが一番下まで下りているかを“必ず”確認します。
最初のうちから習慣にしておきましょう。
さて、次の回あたりから飛行機を飛ばす話になるかと期待している方もいるかもしれませんが、まだ操縦の話にはなりません。
ラジコンマンへの道は長く険しいのです。
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