前回の予算編に続き、初心者応援企画です。
選びきれないほどあるラジコン飛行機から初心者に優しい機体をいくつかピックアップしたいと思います。
まずは基礎的なお話にお付き合いください。
これからラジコン飛行機を始めたい人ってきっかけは何なんでしょう。
昔にやりたかったけど今になりようやく環境が整った人や、今どきで言えばYoutubeの動画でたまたまラジコン飛行機を見かけて魂を持ってかれた人など様々だと思います。
そして、おそらく共通した思いとしてカッコいいラジコン飛行機を縦横無尽に思い通り飛ばしたいと考えているのでは。
しかーし、残念なことにすぐにその願いを叶えることはできません。
これからラジコン飛行機を志す方々には試練になるかもしれない練習を重ねる必要があります。
その試練を共に乗り越えるパートナーは、カッコいいアクロ機やゼロ戦ではないのです。
練習に適した機体を選ぶ必要があります。
スポーツで使う道具にも初心者向きとしたものがありますよね。
ラジコン飛行機でも同じことなのです。
それでは、一体どんな機体が初心者に適しているのか。
予算編でも触れましたが、「高翼機」を基準に選ぶことになります。
では、なぜ高翼機がよいのか。
高翼機は安定がいいという理由で初心者にオススメするのです。
なぜ高翼機は安定がいいのかを説明します。
飛行機はなぜ飛ぶのかを考えると、プロペラを回すことで得た推力で前進し、前進したことにより主翼に揚力が発生し、発生した主翼の揚力で飛行機は浮き上がります。
そう、飛行機は主翼で浮いているのです。
主翼からしたら胴体はお荷物でしかありません。
そのお荷物を主翼が持ち上げるのかぶら下げるのかの違いが高翼機、低翼機となります。
例えばですが、1kgの砂糖を買って持って帰るとき、手のひらの上に乗っけて運ぶのと袋に入れてぶら下げて運ぶのなら、袋に入れてぶら下げた方がバランスに気を使うこともなく楽ですよね。
手のひらを主翼に置き換えてみましょう。
主翼に砂糖がぶら下がっているから高翼機は安定がいいのです。
イメージできましたか?
ものすごくざっくりとした説明でしたが、まずは航空力学などを深く知る必要はありません。
今回の説明を頭の片隅に置いておくだけで十分です。
補足として、高翼機のくせに初心者にキビシイ機体も存在ます。
高翼機がオススメと書きましたが、見た目だけでの判断は危険です。
次回は、具体的に初心者へオススメできる機体を紹介したいと思います。
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これはあくまでラジコン飛行機の場合で説明しています。
実機とラジコンは違います。
実機がそうだからラジコンにも当てはまる、という考えはナンセンスだと思っています。
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