「飛ばしたし!」 

RC飛行機を飛ばして学んだ日記です。

飛ばしたよ

          

独学でどうにかなるのか? その4 旋回編

滑走練習の人も手投げ練習の人も直進の滑空は慣れてきたでしょうか。

いよいよ機体を上空へ上げます。

今回は旋回の方法についてお話します。

ラジコン飛行機は皆さんもご存知の通り「4チャンネル」で操作します。

4チャンネルを操作するのってプロポの左右のスティックをグネグネ動かさないといけないから複雑そうですよね。

しかしご安心を。

ラジコン飛行機を水平旋回させるだけであれば2チャンネルの操作で事足りるのです。

使う舵は「エルロン」と「エレベーター」の2つだけ。

スロットルは全開にしていていいんですが、スピードが速すぎると感じたら7割程度まで落としても大丈夫です。

あまり落としすぎると飛行機は失速する恐れがあるので、なるべくなら速い速度で練習する方が安全です。

そして、上空での旋回では地上練習の時に活躍したラダーは使いません。

時折、実機の旋回の場合はラダーがナンタラカンタラと言い出す人がいますが、これは実機ではなくラジコン飛行機の操縦です。

ラダーは使いません。

ラダーを使う旋回方法もあるとだけ覚えておけばいいでしょう。

つまり、エルロンとエレベーターをいかにタイミングよく適量を打てるかが勝負どころになります。

旋回の手順はこうなります。

まず、曲がりたい方向へエルロンを打ちます。

エルロンを打つと機体は傾き始めます。

30°から40°くらい機体を傾かすイメージでエルロンを打ちます。

機体が傾いたらエルロンを抜きます。

エルロンが入りっぱなしだと機体はいつまでも傾いていくので気をつけてください。

傾いた機体は、同時に高度を落とし始めます。

なのでエルロンで機体が傾いたら、すかさずエレベーターのアップを打ちます。

傾いた機体が浮いたり沈んだりしないようにエレベーターの打つ量を調整して高度を保ってください。

ここまでの操作で機体は旋回を始めます。

そして、機体が希望する向きになったら旋回と逆の向きにエルロンを打って機体を水平に戻します。

これを当て舵といいます。

水平飛行になり旋回は完了となります。

長い説明になりましたが、まとめると旋回操作は3ステップになります。

(エルロンを) 打つ!

(エレベーターを) 引く!

(エルロンで) 戻す!

打つ! 引く! 戻す!

頭の中に叩き込みましょう。

いきなり上空へ行くよりゴーアンドタッチの練習の中に取り入れた方が安心のようにも思いますが、低空の旋回はリスクが高いです。

低空で練習するときは、ほんの少しコースを変えるぐらいの旋回にとどめましょう。

ある程度感覚を掴んだら上空に上げたほうが安全です。

次回は締めくくりの着陸編になります。


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