今や世の中は電動が幅を利かしています。
ラジコン飛行機も電動が当たり前です。
メリットが大きすぎです。
これからラジコン飛行機を始めてみたいと言う人に、わざわざグローエンジンを勧める意味がないほどに電動はメリットが多いです。
では、電動飛行機の何がそんなにいいのか。
まず、電動機はエンジン音がなく静か。
音がないというのはエンジン好きの人からしたらデメリットでしかないのですが飛行機の初心者からしたら結構なメリットで、音によるプレッシャーが和らぎます。
かなり落ち着いて練習に励むことができます。
それに、騒音による周囲に与える影響も抑えれれます。
そして、電動機は機体が汚れず準備が楽ということもあります。
電動機は当然排気ガスを出しませんから、グローのようにオイル混じりの排気ガスで機体が汚れるといったことはありません。
それにプロポの電源を入れ、機体にバッテリーを繋げばフライトの準備完了といった手軽さです。
グローのように燃料や始動用具を持ち歩く必要もありません。
更に電動だと燃料代を気にすることもありません。
グロー燃料はお高いので。
電動機はグローに比べて振動も少ないので、機体の痛みも少ないということも挙げられます。
それに電動というのはエンジンに比べても遜色ないパワーを出せます。
意外だと思う人もいるかもしれませんが、エンジン搭載を前提とした機体でも全て電動に置き換えることができます。
とまぁ色々と都合がいい電動機なので世間のラジコン飛行機が電動化するのもうなずけるのですが、そんな時代に逆行するかのようにグロー (エンジン) を飛ばす人たちもいます。
なぜ、わざわざグロー?
効率を考えたら電動機一択なのですが、グローでしか得られない “味” といったものがあり、根強いファンがいるのも事実です。
面倒を楽しみグローを味わう。
レコードやフイルムカメラを楽しむ人たちのような感覚に近いのだと思います。
ラジコン飛行機は、所詮趣味、ホビーなのですから効率ばかり追い求めていても味気ないものです。
電動機とは違う刺激が欲しくなったらグローを選択に入れるのも悪くないかも。
コメントを残す